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失敗をする。しかし、それが人生の一番のターニングポイントだと思う

塚本幸一(実業家)

塚本幸一(実業家)

この言葉は実業家である塚元幸一の言葉です。戦後、京都を代表とするベンチャー企業「ワコール」を創業し、女性用下着という未開市場を切り開いた彼は、どういう意味でこの言葉を残したのでしょうか。


塚本は戦争で、インパール作戦という生還率の低い作戦に参加し、生還するという壮絶な経験・ワコールの前身である「和江商事」時代のいくつもの経営難を乗り越えてきました。彼は苦境に強い男だったのです。そして、彼はどのようなことがあっても諦めず前を向いていました。彼が自分で塚本家には「極道もん」の血が流れていると称していたことからも、自信のほどが伺えます。


たしかに戦争からの生還や、経営難を乗り越えてきた塚本の人生を振り返るとそのように表現したくなるのもわかります。そんな彼も人生でたくさんの失敗をしてきたと考えていたのでしょう。そんなとき、彼は自分で自分に今がまさにターニングポイントなのだと言い聞かせていたのかもしれません。


自分が失敗した時、くじけそうになった時、今のこの瞬間こそがその後の急激な成長に繋がるのだ、と思うと勇気が出ると思いませんか。その時の失敗がなければ、今の自分はいないだろうと後できっと気づくはずです。失敗という経験はたいていの場合、なにかの気づきを与えてくれます。様々な失敗から気づきを得ながら、一回りまた大きく成長していきたいですね。


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塚本 幸一の画像

塚本幸一

塚本 幸一(つかもと こういち、1920年09月17日 - 1998年06月10日)は日本の実業家。ワコール創業者。滋賀県神崎郡五個荘町(現・東近江市)出身。

(wikipediaより一部抜粋)

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