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学問は興味から、もしくは好奇心からはいったものがもっとも根強い

柳田國男(民俗学者)

柳田國男(民俗学者)

この言葉は、明治〜昭和期に活躍した民俗学者として有名な柳田國男の名言です。日本民俗学を確立したことから、「民俗学の父」という異名で呼ばれており、代表作には『遠野物語』や『海上の道』があります。


 民俗学の分野で大いなる功績を残した柳田國男ですが、初めから民俗学の研究をしていなかったようです。彼は明治33(1900)年、東京帝国大学法科大学の政治科を卒業し、農商務省に入省しています。法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任しますが、大正8(1919)年に辞任。彼はこれを機に官界を去り、朝日新聞社に入社することになります。こうした経歴から、民俗学の範疇にとどまらない彼の活躍が見て取れます。


柳田國男が民俗学の研究を始めたのは、明治41(1908)年だと言われています。つまり、官僚として働く傍ら、研究を始めていたのです。官僚でありながら学問の研究に勤しむのは、決して容易いことではなかったでしょう。しかし、それを感じさせないほどに、彼は夢中になって民俗学に向き合っていたのです。その情熱は、彼が官僚であった期間に『後狩詞記』『遠野物語』など数多くの著作が出版されていることからもよく分かります。


 柳田國男は、そういった経験から「学問は興味から、もしくは好奇心からはいったものがもっとも根強い」という言葉を残したのでしょう。「好きこそものの上手なれ」という言葉もありますが、興味や好奇心は自分を突き動かす何よりも強い原動力になります。皆さんもぜひ柳田國男のように自分が好きだと思うことをとことん追求してみてください。


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柳田 國男の画像

柳田國男

柳田 國男(やなぎた くにお、1875年〈明治8年〉07月31日 - 1962年〈昭和37年〉08月08日)は、日本の民俗学者・官僚。明治憲法下で農務官僚、貴族院書記官長、終戦後から廃止になるまで最後の枢密顧問官などを務めた。1949年日本学士院会員、1951年文化勲章受章。1962年勲一等旭日大綬章(没時陞叙)。

(wikipediaより一部抜粋)

柳田國男のその他の格言

□学問だけは、幸いに其の方法さえ誤らなければ、行く行くこの人類の苦悩を、済い得るものと信ず。

□本を読むということは、大抵の場合には冒険である。だからまた冒険の魅力がある。

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