伊能忠敬は、初めて実測による日本地図を完成させた人物です。

この言葉の中には、「一点に精神を集中する」という部分があり、これは、細かなことに気を取られずに、重要なことに集中することの大切さを教えています。受験生は多くの科目に挑む必要がありますが、勉強中に「もっと他の科目も勉強しなければ」「部活動も頑張らなければ」などど、他のことに気が散ってしまうこともあることでしょう。しかし、一番大切なことは、目の前の課題の「一点に精神を集中する」ことであると、伊能忠敬は説いています。

そして「勉強や仕事に興味がわき」という部分は、心を一つのことに集中させることで、そのことへの理解と進度が一層進み結果が出てくる、ということです。いろいろなことが気になり勉強が集中できない時や、始めは面白くないと感じていることでも、まずは一つのことから取り組み、スタートすることが重要です。

受験生活は両立することが難しく、忙しい毎日の中で大変さを感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、伊能忠敬のこの言葉を胸に刻み、まずは一点に精神を集中すれば、地道な努力の積み重ねで、最上の結果を得ることができるでしょう。