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2025/04/23
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「歩け、歩け。続けることの大切さ」これは江戸時代に日本中を徒歩で測量して回った伊能忠敬の名言です。彼は55歳から日本地図の製作をはじめ、17年間の歳月をかけて完成させました。この広大な日本の実測地図を作るのは、並外れた努力が必要なことは言うまでもありません。コツコツと努力を続けることの重要さが、この言葉に詰まっています。
もともと天文学を志していた伊能は、地球の正確な大きさを知るために蝦夷地(北海道)と江戸の距離を測定することが必要でした。しかし当時は、幕府の許しが無ければ自由に移動はできません。幕府の許しを得るための口実が地図作成だったのです。目撃者の記録に「測量隊はいかなる難所もお通りなされ候」とあるように、雨、風、雪をはね除け、危険な海岸線も果敢に測量したことがわかります。夜は宿で天体観測を行い、昼間に得た測量結果と両者を比較しながら誤差を修正、各数値の集計作業に追われました。忠敬一行は、寒くなる前に蝦夷測量を済ませるべく、1日に約40kmを移動したといわれています。この圧倒的な努力には驚かされます。
第一次測量後、伊能の地図の正確さが認められ、合計10回の測量遠征で日本地図を完成させます。この日本地図は、イギリスをはじめとした西洋諸国が、鎖国していた日本を見直すきっかけともなったのです。コツコツと歩き続け、現在のものとの誤差が約1000分の1以下といわれる伊能の地図の完成には、伊能が大事にした「続けること」が活きているといえます。みなさんも伊能忠敬のようにコツコツと努力を続けることで、大きな目標でも成し遂げられるでしょう。
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伊能忠敬
伊能 忠敬(いのう ただたか、延享2年01月11日(1745年02月11日) - 文化15年04月13日(1818年05月17日))は、江戸時代の商人、天文学者・地理学者・測量家である。通称は三郎右衛門、勘解由(かげゆ)。字は子斉、号は東河。
(wikipediaより一部抜粋)
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