これは、アメリカのジャズの作曲家デューク・エリントンの言葉です。

1899年、エリントンはワシントンD.C.で生まれました。小学校のころからピアノを習い始め、ハイスクールでは校内パーティのピアニストとして活躍しました。同時期に音楽教師から高度な作曲理論を学び、1916年にピアニストとしてデビューを果たします。

日本にも馴染みが深く、1964年に新潟市で新潟地震が発生した際にはチャリティーコンサートを開催しました。その後、新潟市から国際親善名誉市民の称号が贈られています。

そんなエリントンは生涯に渡って人種差別問題に向き合い続けました。

「黒人は聴衆を楽しませればいい」という風潮の中、彼は「我々はアーティストであってエンターテイナーではない」と言い放ったエピソードが残っています。

まだまだ黒人差別が残る、困難な状況の中で活躍した彼のproverbからは、自分が持てる最大限の力で逆境を乗り越えようという強いメッセージを感じます。自分の限界を小さく見積もることなく、困難な時こそ最大限の力を発揮したいですね。