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やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ

山本五十六(軍司令官)

山本五十六(軍司令官)

これは山本五十六の名言です。山本五十六は、大日本帝国の海軍軍人で、太平洋戦争開戦時の際の連合艦隊司令長官を務めました。そこで真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦をはじめとした歴史的にも有名な作戦を指示したことでも有名で、アメリカと日本の実力差を熟知していたことからも最後まで戦争に反対していたとも言われています。


そんな山本五十六が生前、口にした数々の名言の中でも特に有名なのが、「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」という言葉です。これを現代語訳すると、「まずは実際に自分がやって見せて、しっかりと説明をして理解してもらい、その後実践させてください。そしてその行為を褒めてあげなければ、人を動かすことはできない」という意味です。軍人として多くの部下を統率してきた彼の言葉は、今や多くの経営者や指導者の格言として知られています。


この言葉には「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」という続きがあります。これらの言葉が共通して述べているのは、”相手に敬意を払わないと動いてはくれない”ということです。相手を軽んじて言うことを聞かせようとすれば、反発され、関係が構築できません。


皆さんは部活や委員会などで後輩育成をする際、苦労した経験はありませんか?山本五十六の言葉は、あらゆる指導の現場で活用できます。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」というステップを踏み、相手を尊重しながら向き合ってみることで、いい関係性が築けるのではないでしょうか。


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山本五十六

山本 五十六(やまもと いそろく、1884年〈明治17年〉04月04日 - 1943年〈昭和18年〉04月18日)は、日本の海軍軍人。最終階級は元帥海軍大将。第26、27代連合艦隊司令長官。海軍兵学校32期生。前線視察の際、ブーゲンビル島上空で戦死(海軍甲事件)。旧姓は高野。栄典は正三位大勲位功一級。

(wikipediaより一部抜粋)

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