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2024/11/01
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島崎藤村は、明治から昭和時代にかけて活躍した詩人、小説家です。有名な作品を多く残した藤村ですが、彼の小説は、自身の体験をもとに執筆されたもので、登場人物の多くは彼自身や身内の体験が題材となっているように、数々の困難に立っています。
1872年に、7人兄弟の末っ子として生まれた藤村は、古き良き日本を愛する国学者であった父、島崎春樹に大きく影響を受けて幼少期を過ごしました。父の影響を受けた藤村は、小学校に入るころには「『孝経』や『論語』といった中国古典を勉強するなど、大変勉強熱心な少年に育ちました。
しかし、学問の基礎を与えてくれた父は、ある大きな事件を起こしました。明治維新の直後、日本の未来の行先を見失った父は気をおかしくし、寺院への放火未遂をし、捕まってしまいます。父はそのまま獄中で生涯を終えることになります。大きな影響を与えた父の、変わり果てた死は、当時15歳の藤村にとってかなり衝撃的であり、彼の代表作「夜明け前」の題材にもなりました。若者たちが現実と理想に悩み苦しむことを題材にした「春」、差別を題材にした「破壊」、妻の死、姪との関係を題材にした「新生」など、作品の数だけの苦悩に直面してきたと言っても過言ではありません。
そんな藤村の作品は、文学界でも認められるようになり、晩年には、日本ペンクラブ初代会長、帝国技術院会員、日本文学報告会名誉会員など、数々の名誉を送られています。藤村は様々な体験を経て、最終的には名声を得ることができました。それは彼自身が今日を諦めず、明日を生きようとしたからです。この言葉は、諦めなければ、未知は必ず開けることを教えてくれます。
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島崎藤村
島崎 藤村(しまざき とうそん、1872年03月25日〈明治5年02月17日〉 - 1943年〈昭和18年〉08月22日)は、日本の詩人、小説家。本名は島崎 春樹(しまざき はるき)。信州木曾の中山道馬籠(現在の岐阜県中津川市馬籠)生まれ。
(wikipediaより一部抜粋)
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