これはアメリカの公民権運動において人種差別と戦ったキング牧師の名言です。
今の時代も黒人差別が完全になくなったとは言えないものの、長い黒人差別との戦いの歴史の中で、彼は偉大な功績を残し世界に名を轟かせました。
キング牧師は黒人として生まれ、数々の差別や不平等を感じて生きてきました。そんな彼の名言だからこそ冒頭部分の“We must accept finite disappointment.”(私たちは限りある失望を受け入れなければならない。)という言葉には説得力があります。
しかし、キング牧師はそんな理不尽に屈しませんでした。非暴力デモを行うことで実情を少しずつ変えていったのです。彼は決して希望を捨てませんでした。
後半部分の” never lose infinite hope“(しかし無限なる希望を失ってはならない)というフレーズはそのような彼の生き様を物語っています。キング牧師は「私には夢がある」という言葉が有名ですが、これも彼が決して希望を失わなかったことを象徴していますね。
誰しも普段の生活の中で不平等を感じることがあるでしょう。多くの人がその不平等を見て見ぬふりをしたり、仕方のないものだと諦めたりしているのではないでしょうか。キング牧師のように実際に行動に移すことは簡単ではありません。しかし、私たちも彼の勇気と行動力を見習って、現実に立ち向かえる人間になりたいものですね。
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