【早稲田塾】2025年度総合型選抜合格速報 11月2日現在 慶應SFCで96名現役合格史上最高 総合型選抜における私大最難関の慶應SFCで好発進
2024/11/07
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北里柴三郎は、「日本細菌学の父」といわれる人です。その研究によって、伝染病の治療と予防に大きく貢献したことで知られています。北里は、長い研究の末、世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功しました。上の言葉は、それを成し遂げて間もないときに、後輩の学者を励ますために言ったもので、「熱」は情熱、「誠」は誠実でまじめな心、という意味です。
北里は1874年に東京医学校(現東京大学医学部)に入学し、在学中に「医者の使命は病気を予防することにあり」と確信するに至ります。そしてそれを実践するために診療医にはならず、内務省衛生局に入局しました。
その後北里はドイツに留学する機会を勝ち取ります。当時のドイツを含むヨーロッパ諸国は先進的な医学を学べる場所であり、コッホやパスツールなどの細菌学の巨人がいる場所でした。そこで学んだ北里は破傷風菌の純粋培養、破傷風菌の血清療法の確立、ペスト菌の発見などの偉業を成し遂げ、感染症の治療・予防に大きく貢献しました。大学生時代に志した医学者としての本望を叶えたのです。これは北里の予防医学に対する情熱と研究に対する誠実な態度があって達成されたものです。
また、伝染病研究所が文部省管轄へと移され、研究の自由が阻害されることになると、新たな研究所である北里研究所を設立し、細菌学・免疫学の道で初志を貫きました。
大きな目標を達成したいのならば、それ相応の熱と誠をもって取り組みましょう。
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北里柴三郎
北里 柴三郎(きたざと しばさぶろう、1853年01月29日- 1931年06月13日)は、日本の医学者・細菌学者・教育者・実業家。「日本の細菌学の父」として知られ、ペスト菌を発見し、また破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献した。
(wikipediaより一部抜粋)
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