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2026/07/03
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デイヴィッド・ヒュームは、18世紀のスコットランド啓蒙主義を代表する、西洋哲学史上最も重要な経験論哲学者の一人です。私たちが当然のように信じている「原因と結果(因果関係)」の結びつきは、理性的・論理的に証明された絶対的な真理ではなく、人間が何度も同じ現象を経験したことで生まれる心理的な思い込みに過ぎないと主張しました。その徹底した懐疑論の衝撃は、のちに哲学者カントをして「独断のまどろみから目を覚まさせてくれた」と言わしめるほど、後世の思想界に激震を与えました。
1748年に出版された『人間知性研究』の中で、ヒュームは人間の思考や行動の大部分が、冷徹な「理性」ではなく、経験の繰り返しによって形成される「習慣(custom / 習癖)」によって支配されていると分析しました。例えば、毎朝太陽が昇るのを見て「明日もまた昇る」と信じるのは、理性が導き出した結論ではなく、単にそうした経験が習慣化しているからです。彼は、この習慣の力こそが、人間に不確かな世界を生き抜くための指針を与え、日々の生活を滑らかに動かしている最大の案内者なのだと説きました。
受験生活において、「やる気が出たら机に向かおう」とか「強い意志の力だけで毎日10時間勉強しよう」と考えると、多くの場合は長続きせず挫折してしまいます。しかし、ヒュームの言葉が教えてくれるように、本当に人間を動かし、偉大な成果を上げさせるのは、一瞬のモチベーションではなく「淡々と繰り返される習慣の力」です。毎日同じ時間に同じ場所で参考書を開く。この行動を徹底して繰り返すことで、勉強は「意志の力」を必要としない当たり前の日常へと変わります。習慣という最強の案内者を味方につけ、一歩ずつ確実な合格へと歩みを進めていきましょう。
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デイヴィッド・ヒューム(David Hume、ユリウス暦1711年4月26日〈グレゴリオ暦5月7日〉 - 1776年8月25日)は、スコットランドの哲学者。
(wikipediaより一部抜粋)
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