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大宋国に入って絵師を探したが、技術のすぐれた者は稀であった。そのなかで名声を得ていた長有声と李在に師事し、彩色と破墨の技法を学んだ。日本へ帰ってみると、吾祖である如拙と周文の画業の偉大さに感じ入った。

雪舟水墨画家・禅僧(画僧)

雪舟水墨画家・禅僧(画僧)

雪舟は、室町時代を代表する日本水墨画の最高峰であり、47歳の時に遣明使に随行して中国へ渡り、本場の先進的な画技を徹底的に吸収しました。帰国後も一つの流派にとらわれず各地の自然を実見し、『天橋立図』や『破墨山水図』など数々の作品が国宝に指定されるなど、日本絵画史における不世出の巨匠として世界的な称賛を集めています。


この言葉は、76歳の時に描いた国宝『破墨山水図』の画面に書き添えた『自序』の一節です。中国に渡って名匠から彩色や破墨の技法を必死に学んだものの、広く外の世界を見たからこそ、かえって日本の先達である如拙や周文の画業の底知れぬ偉大さに改めて気づかされたという、雪舟自身の深い実感と洞察が背景に息づいています。


受験生の皆さんも、「もっと遠くの有名な塾や特別な参考書こそが自分を救ってくれるのではないか」と、外にある華やかなものばかりを追い求めてしまってはいないでしょうか。しかし、雪舟が本場を極めたからこそ身近にあった恩師たちの真価に気づいたように、遠くへ視野を広げる経験も大切ですが、それを通じていま手元にある教材や授業の価値に改めて気づくことが、本当の学力を深める大きな転換点となります。外の世界に惑わされず、目の前の学びの深層に目を向け、足元から確かな実力を築いていきましょう。


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雪舟

雪舟(せっしゅう、応永27年(1420年)- 永正3年(1506年)8月8日(諸説あり))は、日本の室町時代に活躍した水墨画家・禅僧(画僧)。

(wikipediaより一部抜粋)

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