行動するか否かの選択を迫られたとき、失敗を恐れて行動することを諦めた経験がある人は多いのではないでしょうか。
しかし、思い通りにいかず、失敗してしまったとしても、失敗することで得られた知見は以後の行動に活かすことができます。
この言葉を残した中世イタリアの政治思想家であるマキャヴェリは、29歳でフィレンツェの外交使節となりますが、44歳の時に免職となり、郊外に追放されてしまいます。その後復職を望んで「君主論」や「攻略論」を執筆したものの、当時のイタリアでは受け入れられず、理想主義者だと批判され続けました。それでも彼は自身の信念を貫き通し、彼の政治思想は近代になって再評価され、「近代的政治学の始祖」と呼ばれるようになりました。
彼のように、周りからどれだけ批判されても、自分の信念を貫いて行動を起こし続けることは決して簡単なことではありません。しかし、諦めずに行動し続けたことで周りに受け入れられ、多大な功績を修めることに繋がりました。
成功するためには、まずは行動を起こしてみることが大切です。そして、行動して終わらせるのではなく、結果を分析し、次にどのように活かすかが成功につながる鍵となっていきます。皆さんも、行動を起こす勇気が出ないときは、この言葉を思い出して一歩踏み出してみましょう。
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