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I have been very careful to write nothing but what was the product of faithful observation.


訳:私は、自らの誠実な観察から得られた果実(事実)以外は、何ひとつ書かないよう細心の注意を払ってきた。
Thomas Sydenham (トマス・シデナム) イギリスの医師

トマス・シデナムは、17世紀のイギリスにおいて、当時主流だった根拠のない古典的医学や抽象的な理論に頼る医療を真っ向から否定し、「イギリスのヒポクラテス」と称された伝説の医師です。彼は患者の病床に自ら足繁く通い、症状の変化や経過を誰よりも精密に観察・記録し続けました。その徹底した観察眼と臨床データに基づき、猩紅熱や痛風をはじめとする数々の疾病の独立した診断法や治療法を打ち立て、近代臨床医学の基礎を築き上げるという偉大な功績を残しました。


この言葉は、机の上の空論や他人の曖昧な意見、あるいは時代の偏見に流されることなく、自らの目で確かめた客観的な事実だけを医学の揺るぎない基盤とした彼のプライドと誠実な姿勢を表した本人の言葉です。患者の臨床現場で得られた事実のみを信じ抜き、学問に対して真摯に向き合い続けた彼の信念がこの一文に凝縮されています。


模試の判定や「あの人はもう過去問で合格点を取っている」といった周囲の噂話に心を乱されていませんか。シデナムの哲学が教えるように、受験において真に信頼すべきデータは、周囲の評価や自分の思い込みではなく、自らの手元にある客観的な学習事実だけです。「昨日は解けなかった問題が今日自力で解けたか」「どの分野の失点率が高いのか」。周囲のノイズを完全に遮断し、自身の答案と学習記録という事実だけを冷徹に観察してください。その事実に基づいて弱点を一つずつ補強していく確実なプロセスこそが、本番でブレない真の実力を形成するのです。

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トマス・シデナムの画像

トマス・シデナム(英語: Thomas Sydenham、1624年9月10日洗礼 – 1689年12月29日)は、イングランド王国の医師。

(wikipediaより一部抜粋)

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