第二次世界大戦時にイギリスの首相を務めたウィンストン・チャーチルが遺した言葉です。

自分の思い通りにいかなかったり、良い結果にならなかったりすると、途中で諦めてしまいたくなる人は多いのではないでしょうか？今回は、粘り強く努力し続けることの大切さを考えるヒントとなるこの言葉を、彼の人生とともに紹介していきます。

彼は幼い頃、イギリスの名門校に通っていたものの、学業も運動も得意ではなく、成績はほぼ最下位でした。さらに学生や教師から「嫌われ者」として、いじめや体罰の対象となってしまいます。その後、陸軍士官学校に入学し、卒業後は戦場で実戦経験を得ます。退官後は政治家として内務大臣、海軍大臣に任命されるも失策が続き、またも「嫌われ者」の悪評をつけられます。その後、彼の主張が評価されて第二次世界大戦時の首相に抜擢され、イギリスを指揮し、勝利に導きました。彼の功績やリーダーシップは、現在も世界の経営者が最も尊敬するリーダーとして評されています。

このように、彼は何度も失敗や挫折を経験しても、それを乗り越えて自身の信念を貫き通し続けました。何度失敗しても諦めずに行動し続けるのは決して簡単なことではありません。しかし、失敗しても原因を分析して改善点を見つけることで、着実に成功に近づけることができます。思い通りにいかず、諦めたくなったとき、この言葉を思い出して、努力し続けられると良いですね。