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…my work, which I've done for a long time, was not pursued in order to gain the praise I now enjoy, but chiefly from a craving after knowledge, which I notice resides in me more than in most other men.


訳:私が長年続けてきたこの仕事は、今得ている賞賛を得るために行ってきたものではない。むしろ、知識への渇望に突き動かされてのことだ。その渇望は、他の多くの人々よりも、私の中に強く宿っているのだと感じている。
Antonie van Leeuwenhoek (アントニ・ファン・レーウェンフック) オランダの科学者

アントニ・ファン・レーウェンフックは、1632年にオランダのデルフトに生まれ、大学等で専門的な科学教育を受けることなく、自らレンズを磨いて当時としては驚異的な高倍率を誇る高性能の顕微鏡を作り上げた偉大な科学者です。本業は織物商でありながら、独学で身につけた技術によって水滴や歯垢、血液などの微小な世界をくまなく観察し、細菌や原生動物などの「微生物」を人類で初めて発見・記録しました。その革新的な発見の数々はイギリスの王立協会にも認められ、現代の生物学や医学の発展に決定的な道を拓いた「微生物学の父」として世界史に名を刻んでいます。


この言葉は、レーウェンフックが自身の発見によって世界的な名声や賞賛を得るに至った晩年、なぜこれほどまでに長い年月をかけて孤独な観察を続けられたのかを問われた際、当時のイギリス王立協会に宛てた書簡の中で自身の胸中を率直に明かした非常に有名な一節です。彼は決して他人から褒められることや地位を得ることを目的に研究を重ねていたわけではなく、ただ純粋に「世界の仕組みをもっと知りたい」「見えない真実を自分の目で確かめたい」という抑えきれない知識への渇望と、尽きることのない知的好奇心こそが、すべての原動力であったと誇らしく語っています。


受験生の皆さんも、日々の学習の中で「良い成績を取らなければならない」「周りから期待されているから勉強しなければならない」と、テストの点数や他者からの評価ばかりを気にして疲れてしまってはいないでしょうか。レーウェンフックが教えてくれるように、本当に物事を深く極め、困難を乗り越えていくための最大のエネルギーとなるのは、他人の目ではなく「新しいことを知りたい」「分からないことがわかるようになりたい」という純粋な探求心です。損得や評価を離れて、学ぶこと自体の面白さや知的興奮を大切にしながら、自分の内なる好奇心を原動力にして一歩ずつ歩みを進めていきましょう。

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アントーニ・ファン・レーウェンフックの画像

アントーニ・ファン・レーウェンフック(レーベンフック、Antonie van Leeuwenhoek、1632年10月24日 - 1723年8月26日)はオランダの商人、科学者。

(wikipediaより一部抜粋)

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