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2026/09/10
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ロバート・ルイス・スティーヴンソンは、1850年にスコットランドのエディンバラに生まれ、19世紀末の冒険小説黄金期を牽引した天才作家です。幼少期から結核を患い、生涯を通じて病弱な身体に苦しみながらも、そのハンディキャップを跳ね返すかのように世界各地を精力的に旅し、自らの冒険への憧れと人生への洞察を作品に注ぎ込みました。世界的な名作となった『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』など、人間の二面性や未知の世界へのロマンを描いた数々の物語は、時代や国境を超えて今なお世界中の人々を魅了し続けています。
この言葉は、人生を未知の土地へと向かう「旅」にたとえ、私たちが追い求める理想や幸福の本質について深く考察した随筆集の中の代表作「エル・ドラド」に記されている、あまりにも有名な一節です。人間は得てして、ついに目的地に到着した瞬間こそが人生の絶頂であり、最大の成功であると考えがちです。しかしスティーヴンソンは、いざ夢の場所に到達してしまえば、そこには新たな旅の終わりと退屈が待っているだけであり、むしろ「まだ見ぬ景色に胸を躍らせ、希望を胸に歩みを進めているそのプロセス(旅路)のなかにある生き生きとした時間こそが何よりも尊い」と看破しています。そして、人生における真の成功とは、どこかに辿り着くことそのものではなく、自らの足で汗を流し、一歩一歩と「努力すること(レイバー)」そのものに宿っているのだと優しく、そして力強く説いています。
受験生の皆さんも、毎日のように模試の成績や「志望校に合格できるかどうか」という結果ばかりに気を取られ、「早くこの辛い受験勉強が終わってほしい」「合格というゴールさえ手に入ればいいのに」と、目前のプロセスを重荷に感じてしまうことがあるかもしれません。しかし、スティーヴンソンが教えてくれるように、目標に向かって日々の課題に挑み、昨日まで解けなかった問題と格闘し、少しずつ自分の世界を広げていく「この瞬間」こそが、人生において最も輝かしく、かけがえのない時間なのです。結果や合否だけに囚われるのではなく、希望を抱いて机に向かい、今まさに努力を重ねているその過程(プロセス)のなかにこそ、あなた自身の本当の成功と成長が刻まれていることを忘れないでください。今日という旅路を、胸を張って一歩ずつ進んでいきましょう。
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ロバート・ルイス・スティーヴンソン(Robert Louis Stevenson、1850年11月13日 - 1894年12月3日)は、イギリス北部のスコットランド、エディンバラ生まれの小説家、詩人、エッセイスト、代表作に冒険小説『宝島』『ジキル博士とハイド氏』がある。
(wikipediaより一部抜粋)
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