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2026/09/10
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ヴォルテールは、1694年にフランスのパリに生まれ、18世紀のヨーロッパ啓蒙思想を力強く牽引した偉大な哲学者であり作家です。当時のキリスト教会の宗教的不寛容や王権の横暴を激しく批判し、言論の自由や人権、そして人間の理性の力を生涯にわたって訴え続けました。その鋭い風刺精神と著作の数々は、のちのフランス革命にも絶大な思想的影響を与え、近代の民主主義と自由の基礎を築いた巨人として今なお称賛されています。
この言葉は、プロイセンの国王であり自らも啓蒙君主として知られたフリードリヒ大王に宛てた、1770年11月28日付の書簡の中に記されている非常に示唆に富んだ一節です。人間は誰しも、答えの出ないモヤモヤした状態(疑い)に耐えられず、早く安心したいがために何かを「絶対に正しい」と信じ込みたがる傾向があります。しかしヴォルテールは、すべてを分かりきった気になり、視野を狭めて確信しきってしまう態度のほうこそが、知的な誇大妄想であり、実は大変に滑稽で危険なことなのだと看破しています。分からないことに耐えながらも問いを抱え続けることこそが、知性にとって不可欠であると説いています。
受験生の皆さんも、数学の計算や英語の長文問題などで、「これだけ勉強したのだから、この答えで絶対に合っているはずだ」「自分のやり方は間違いない」と、自分の思い込みに縛られて問題文を丁寧に読み直すことを怠ってしまった経験はないでしょうか。しかし、ヴォルテールが教えてくれるように、すぐに安易な確信飛びつくのではなく、「本当に自分の解き方で合っているだろうか」「見落としている条件はないだろうか」と、自分の思考に対して健全な疑いの目を向け続けることこそが、ケアレスミスを防ぎ、本物の実力を養うための知的な誠実さです。自分の直感を過信しすぎず、常に謙虚な姿勢で検証を重ねる習慣を大切にしていきましょう。
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ヴォルテール(仏: Voltaire)こと、本名フランソワ=マリー・アルエ(仏: François-Marie Arouet fʁɑ̃swa maʁi aʁwɛ、1694年11月21日 - 1778年5月30日)は、フランスの哲学者、文学者、歴史家である。
(wikipediaより一部抜粋)
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