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2026/09/10
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金栗四三は1891年、熊本県玉名郡和水町に生まれました。幼少期からの「かけあし登校」で足腰を鍛え、東京高等師範学校在学中の1911年、マラソン予選会で当時の世界記録を破る快挙を達成します。翌1912年のストックホルム五輪に日本人初のオリンピック選手として出場し、その後も3大会連続で代表を務めました。「日本マラソンの父」と称される彼は、長距離走の普及や箱根駅伝の創設にも尽力し、日本の陸上界の発展に大きく貢献しました。
初挑戦のストックホルム五輪では猛暑により途中で意識を失う惨敗を喫しますが、彼は諦めず「失敗は成功の基」と前を向きました。1967年には54年越しの完走を果たした逸話でも知られます。生涯を走ることに捧げた彼が晩年に繰り返し語ったのがこの言葉です。そこには、他者との比較に惑わされず、自らの限界や弱さと真摯に向き合い続けることこそが成長の本質であるという、70年以上の競技人生を結晶させた想いが込められています。
受験は周囲との競い合いに見えますが、その本質は「昨日の自分」との戦いです。他人の進捗に焦る必要はありません。自分のペースを守りながら一歩ずつ課題に向き合い続ける姿勢こそが、最後に揺るぎない自信へと変わります。自分自身に打ち克つ努力を重ねることで、道は自ずと拓けていくのです。
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