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2026/09/10
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西郷隆盛は1828年に薩摩国(現在の鹿児島県)の不遇な下級武士の家に生まれた、明治維新最大の功労者です。奄美大島や徳之島への2度にわたる流罪など過酷な苦難を乗り越え、薩長同盟の締結や江戸城無血開城を成し遂げて明治新政府の発足に決定的な役割を果たしました。新政府では参議や陸軍大将を歴任して諸改革を推し進めますが、征韓論をめぐる意見対立から下野して故郷へ戻ります。私学校を設立して若者の教育に力を注ぎ、のちに西南戦争を起こして山城で自刃し、49歳で波乱に満ちた生涯を閉じました。敬天愛人の精神を貫いた人物として現在も高く評価されています。
この名言は、戊辰戦争で西郷と戦った旧庄内藩の士族たちが、西郷の無私と人徳に感服し、彼の没後にその教えや言葉を直接聞き書きして編纂した語録『南洲翁遺訓』第21条に収められています。西郷は、過去に手柄を立てた功臣だからという情義や情実で役職を与える(人を推す)と、組織の機能が損なわれ仕事が破綻すると説きました。過去の功績には相応の賞禄や報奨をもって報い、実際の役職には必ずその業務をやり遂げる「適性や実力(能)」を備えた人物を登用すべきだという、組織運営と人材育成における不変の本質を射抜いた指導者像を示しています。
受験生の皆さんも、日々の中で「過去にどれだけ勉強したか」「どれほど頑張ってきたか」という過去の実績や感覚に甘んじることなく、いま直面している問題に対して「自分にそれを解き明かす実力(能)が備わっているか」を冷静に見極める姿勢を持ってみてください。過去の成果に対する自信を胸に抱きつつも、常に目の前の課題に対して実質的な思考力と実践力を磨き続けていくことこそが、本番の試練を打ち破る最も確実にして揺るぎない力となっていくはずです
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西郷隆盛
西郷 隆盛(さいごう たかもり、旧字体: 西鄕 隆󠄁盛󠄁、1828年1月23日〈文政10年12月7日〉- 1877年〈明治10年〉9月24日)は、幕末から明治初期の日本の政治家、軍人。
(wikipediaより一部抜粋)
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