ときには嵐のような逆風が人を強くする。

王貞治（元プロ野球選手）

王貞治（元プロ野球選手）

これは、セ・リーグ初の三冠王を達成し、プロ野球界で様々な記録を残した王貞治の言葉です。王貞治は通算本塁打数、当時のシーズン本塁打数の日本記録を打ち立てるなど、長嶋茂雄と共に国民的人気を集めました。多くの記録を残し、野球界で成功を収めた王にも逆風が吹いたときもありました。彼はどのようにその逆風に立ち向かっていったのでしょうか。

王は、「一本足打法」という独特なフォームで成績を伸ばしていました。しかし、1971年のシーズン後半から1972年まで深刻なスランプに見舞われ打率が大幅に下がりました。コーチには安定感のある二本足で打つように言われましたが、彼は「一本足打法」を貫き、スランプを抜け出すことができたのです。そして1973年には史上3人目、セ・リーグでは初の三冠王を達成しました。彼は自分だけの強みである「一本足打法」を貫いたことで、嵐のような逆風も自分を強くさせるものに変えたのです。

みなさんも生きている中で逆風に立ち向かわなければならない時があると思います。逆風に負けてしまいそうになった時、そこでいかに自分の信念を強く持てるかが、その後の自分の人生を大きく左右します。王貞治のこの言葉を思い出して、挫けそうになっても再び立ち上がれるといいですね。

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王貞治

王貞治（おうさだはる、中国語拼音：Wáng Zhēnzhì〈ワン・ジェンジー〉、1940年（昭和15年）05月20日 - ）は、東京府東京市本所区（現・墨田区）生まれ、中華民国籍の日本の元プロ野球選手・監督。愛称は「世界の王」「ワンちゃん」。

(wikipediaより一部抜粋)

王貞治のその他の格言

□敵と戦う時間は短い。自分との戦いこそが明暗を分ける。

□最高のものを求める強い気持ちがないと、結果は出ないものなんだよ。

□勝つための最善の努力は、どんな時もやめてはいけない。逃げたらだめなのです。

□努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。

□過去にとらわれず、現在をいかによくするか