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2025/05/25
これは、セ・リーグ初の三冠王を達成し、プロ野球界で様々な記録を残した王貞治の言葉です。王貞治は通算本塁打数、当時のシーズン本塁打数の日本記録を打ち立てるなど、長嶋茂雄と共に国民的人気を集めました。大きな結果を残した王貞治は、どのように野球と向き合っていたのでしょうか。
王は甲子園時代は投手として大きな注目を集めていましたが、プロ入り後は打者として評価されるようになりました。王は、さまざまなフォームを試す中で「一本足打法」という独特な打ち方を身につけました。結果がついてきたこともあり、王は「一本足打法」の練習を極めるようになります。1971年のシーズン後半から1972年まで深刻なスランプに見舞われ打率が大幅に下がっても、王は「一本足打法」を貫き、見事にスランプを抜け出しました。そして1973年に史上3人目、セ・リーグでは初の三冠王を達成しました。王は自分だけの「一本足打法」を最高なものにしたいという強い気持ちがあったからこそ、スランプを乗り越え三冠王を達成できたのでしょう。王は、現役引退後も巨人、ダイエー、ソフトバンクで監督を務め、2006年には日本代表監督も務めました。
みなさんの中にも、今何か夢や目標に向かって努力している人がいるかもしれません。もしも挫けそうになったとしてもこの言葉を思い出してみてください。きっと最高のものを求める気持ちを持ち続けることで良い結果になるはずです。
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