【7月開催 パリ五輪】イトマンスイミングスクールから大橋・本多選手をはじめ6名が出場!国内選考会を勝ち抜いた代表選手が世界に挑む!
2024/03/27
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この言葉を直訳すると、「賢者には一言で十分だ」となります。似たことわざに「一を聞いて十を知る」が挙げられます。物事の一端を聞いて、その全体像を理解することができるとても聡明な様子を意味しています。このことわざは、中国の思想家である孔子の書物に由来しています。
「論語」の中で次のようなエピソードを紹介していました。孔子の数多くの弟子の中に子貢という人がいて、ある日孔子は子貢に「お前と顔回ではどちらのほうが賢いと思う?」という質問をしました。これに対して子貢は「それは顔回です」と答えました。その理由として、「自分は一つ聞いただけでは、ふたつくらいしか想像できないが理解力のある顔回はひとつ聞いただけで十も知ることができる」と語っていたそうです。このエピソードから生まれたのがこのことわざです。
ここで説明したエピソードは一例過ぎません。しかし、賢い人は少し聞いただけで多くのことを想像します。想像力が豊かで、様々な分野への関心があることを示しています。初めから少し聞いただけで行動してしまおうとするのは、何か問題を起こしてしまう可能性もあるので危険です。多くの経験を積んでいくことで、あらゆる方面に対応できるようになります。このようなステップがあってこそ、少しの情報から多くの考えが浮かぶようになるのです。一つの事柄に多くのアイディアを出すということにも共通点があります。自分自身の経験値をあげて、多くの場面で活躍できる人になりたいものですね。
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