【競泳日本代表内定】本多 灯選手・花車 優選手 2024 年 4 月 株式会社ナガセ入社・イトマン東進所属へ
2024/04/15
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この言葉を直訳すると、「ゆっくり急げ」。つまり、「焦りは禁物」です。 日本語の「急がば回れに」や「急いては事をし損ずる」に相当する諺ですね。
この言葉は、帝政ローマの初代皇帝アウグストゥスが遺したものだと言われています。紀元前63年に騎士階級の家に生まれたオクタウィアヌス(後のアウグストゥス)はカエサルの養子となり、カエサルの死後、アントニウスとレピドゥスとともに三頭政治を始めました。しかし、レピドゥスが失脚し、アクティウムの海戦でアントニウスを破ってローマに凱旋すると、元老院から「アウグストゥス(尊厳者)」の称号を送られ、「プリンケプス(第一の市民)」としてローマの財政や社会秩序の再建に努めました。以後150年間、「パクス・ロマーナ(ローマの平和)」が受け継がれることになります。
そんな彼ですが、実際はかなり慎重な性格だったようです。スエトニウスの「皇帝伝」によると、アウグストゥスは軍の指導者が焦ることを嫌い、「大胆な指揮官よりは慎重な指揮官のほうがマシだ」という言葉を遺したと言われています。何事にも慎重な彼だからこそ、このような大きな成功を収めることができたのでしょうね。
高校や大学の入学試験など、大きな試験の前は誰でも焦ってしまいますよね。しかしそのような時こそ、慎重にゆっくりと物事を進める必要があります。切羽詰まって慌てて物事を進めるほど、ミスが増えて修正に余計に時間がかかったり良い結果を得ることができなくなったりしてしまうのです。みなさんも焦りそうなときは一度落ち着いて慎重になることを意識していきたいですね。
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