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A bad workman always blames his tools.


直訳:手腕のない職人はいつも道具のせいにする
意訳:達人の域に達すればどのような状況でも失敗しない。

このことわざは西洋から由来したものですが、同様の意味を持つことわざが東洋にも存在します。具体的には、「九仞(きゅうじん)の功を一簣に虧く(いっきにかく)」、「画竜点睛(画竜点睛)を欠く」という言葉です。


前者のことわざは、高い山を築くのに、最後のもっこ1杯の土が足りないために完成しない…つまりは、長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまうことを意味しています。


後者も似たような意味を持っています。「画竜点睛を欠く」は、 故事成語「画竜点睛」に由来のある言葉です。舞台は中国南北朝時代、梁(りょう)という国に、張(ちょう)という画家がいました。彼は、時の皇帝から「寺の壁に竜の絵を描いて欲しい」と命じられました。仕上がった竜の絵はとても素晴らしい出来栄えでしたが、彼はどうしても目を描こうとしません。


そこで、「なぜ瞳がないのか?」と人々が張に聞くと、「瞳を描くと、竜が飛び去ってしまうから」と彼は答えます。しかし、人々はこの話を信じず、竜に目をかき入れることを懇願しました。しぶしぶ彼が目を描いた途端、たちまち竜は動き出し、はるかかなたへと飛んでいってしまった、というお話です。


このエピソードが元となり、「画竜点睛を欠く」は、「物事の大切な仕上げの部分ができていない」という意味を持つようになりました。


総じて言えることは、上記のことわざが、「例え困難な状況下にあっても、最後まで気を抜くことなく物事に取り組んでいく」重要性を説いているということです。物事をやり遂げるまでは高い集中力を常に維持し続ける…これらの教訓を常に意識して日々の取り組みに臨んでいきたいですね。



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